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第58回 初心者がワードプレスの独学を続ける。 ログインユーザ名、ナイスネーム名の変更

Local(Local by Flywheel)でログインユーザ名、ナイスネーム名の変更を練習

私は、レンタルサーバーをコアサーバーで契約、ワードプレスを自動インストールしたので、当初のワードプレスのログインユーザー名(user_login)はコアサーバーが設定指定した値になりました。かなり安易なログインユーザー名になっていました。自動インストールしたので止む無いところだと思います。どうにか変更したいところです。

私の場合、実際には「All-in-one  Migration」でローカルサイトをコアサーバーの本番サイトに移管しました。そのため、ローカルサイトのログインユーザー名に変更されました。ローカルサイトなので簡単なログインユーザー名を使っていました。本番サイトも簡単なログインユーザー名になってしまいました。もう少し複雑なログインユーザー名に変更したいと思いました。
いづれにしてもログインユーザー名(user_login)を変更したい場面があると思います。

ワードプレス情報(ユーザー情報)

ワードプレス情報(ユーザー情報)には、ログインユーザ名(user_login)、ニックネーム(nickname)、表示名( display_name)、ナイスネーム名(user_nicename)があるようです。
ダッシュボード左から「ユーザー>プロフィール」を選択で表示される「ユーザー名」がログインユーザー名(user_login)に当たります。しかしながら、下図のように「ユーザー名」はダッシュボードからは変更できません。

ユーザー名

ナイスネーム名(user_nicename)ダッシュボードには現れませんが、ログインユーザ名(user_login)と同じになっています。ダッシュボードには現れないのでダッシュボードから変更はできません。

ナイスネーム名(user_nicename)は著者別の書庫にする場合に使うスラッグに使われるそうです。その場合、「example.com/archives/author/user_nicename」になるようです。そのためログインユーザ名が晒されてしまうことがあるそうです。そのため、ログインユーザー名と異なる名前に変えた方が良さそうに思います。

結局、「user_login」「user_nicename」を変更するにはデータベースの値を変更するしか無さそうです。

ログインユーザ名、ナイスネーム名の変更

私は素人なので、Local  5.x.x で作成したローカルサイトでデータベースの変更を練習をしました。(Local by Flywheel 3.3.0 以後はLoca 5.x.xになっています。正式名称は「Local」で良いのでしょうか?)

WordPressでは、ユーザー情報は全てMySQLに保存されるそうです。wp_usersテーブルにはuser_login(ログインユーザー名)、 user_nicename(ダッシュボードには無い)、 display_name(表示名)、wp_usermetaテーブルにはnickname(ニックネーム)が保存されているようです。

確認してみます。Localのメニューから「DATABASE」を選択して「OPEN ADMINER」をクリックします。

ADMINERをクリック

ADMINERが開きまます。左のメニューから「wp_users」横の「選択」をクリックします。

ADMINERが開くwp_usersを選択

「wp_users」が開きました。「ID=1」の一人分しかありません。user_login(ログインユーザー名)が既に見えています。「編集」をクリックします。

wp_users画面で編集をクリック

編集画面になりました。user_login(ログインユーザ名)、 user_nicename(ユーザーナイス名)、 display_name(表示名)が表示されています。ダッシュボードには無かったユーザーナイス名(user_nicename)が見えます。
「user_login= user_nicename」になっていましたが、ユーザーナイス名(user_nicename)を display_name(表示名)と同じに変更しました。変更後は「保存」をクリックします。
※実際に変更する際はバックアップ後に行った方が安全だと思います。
※ダッシュボード側でdisplay_name(表示名)はnickname(ニックネーム)に設定してあります。

wp_usersの編集画面

この「wp_users」画面でuser_email(管理メールアドレス)、user_url(サイトアドレス)も変更できそうです。user_pass(ログインパスワード)は暗号化されているのでダッシュボードから変更する方が良さそうです。

ユーザーナイス名(user_nicename)を確認します。左のメニューから「wp_usermeta」横の「選択」をクリックします。display_name(表示名)が確認できました。

wp_usermeta画面

本サイト(コアサーバ)で確認しました。「MyAdmin」でやや雰囲気が違います。素人なのであまり詳しくは分かりません。コンパネの雰囲気は違いますが、要領はほとんど同じ感じです。同じようにユーザーナイス名(user_nicename)を変更できました。事前にローカルで練習しておくと安心です。

MyAdmin

まとめ

ダッシュボードから変更できないログインユーザ名(user_login)、ナイスネーム名(user_nicename)をデータベースから変更しました。Local (5.9.7)でデータベースの変更を確認しました。ナイスネーム名(user_nicename)はログインユーザ名(user_login)と同じになっているのでセキュリティを考えると変更しておいた方良さそうだと思います。事前にローカルで変更手順を練習しておくと安心です。