micro:bit V2(m_27)microbit.audio .Sound
audio Sound
MicroPython micro:bit V2 の「microbit」モジュールには V1から追加された
「audio, microphone, pin_logo, pin_speaker, set_volume, speaker, ws2812_write, Sound, SoundEvent」の関数があります。
※「microbit」モジュールを「from microbit import *」でインポートした前提で記載しています。
(11)microbit.audio
音源を再生します。
「stop、play、is_playing、AudioFrame 」のメソッドがあります。
※V1と同じようにaudioモジュールもあるので import audioでも使えます。
(11-1)play
play(source, wait=True, pin=pin0, return_pin=None)
source:音源、V2にはSoundモジュールに組込み音源があります。AudioFrameを使った音源。
wait:音源の再生終了まで待機の有無をブール値(True、False)で指定します。
pin:出力ピンを指定します。pin=Noneで音を鳴らしません。
return_pin:スピーカの2本ある線の一方を接続する先である GND を別の端子にします。V2では無視。
(11-2)stop()
再生を停止します。
(11-3)is_playing()
再生中の有無をブール値(True、False)で返します。
(11-4)AudioFrame
音源を作成する場合に使うようですが素人の私には難しくよく分かりません。
>>> type(audio)
<class 'module'>
# -*- coding: utf-8 -*-
from microbit import *
audio.play(Sound.HAPPY,wait=True,pin=pin0) #'Sound.HAPPY'が終わるまで待機
r_msg=audio.is_playing() #動作終了しているので Falseが返る
print(r_msg)
audio.play(Sound.HAPPY,wait=False,pin=pin16) #待機しない
r_msg=audio.is_playing() #動作中なのでTrueが返る
print(r_msg)
実行結果(ThonnyのShellに表示されます)
>>> %Run -c $EDITOR_CONTENT
False
True
>>>
(12)microbit.Sound
組込みのサウンド(音源)です。
「GIGGLE, HAPPY, HELLO, MYSTERIOUS, SAD, SLIDE, SOARING, SPRING, TWINKLE, YAWN」があります。
>>> type(Sound)
<class 'type'>
>>> audio.play(Sound.HAPPY)
>>> audio.play(Sound.TWINKLE)
>>> audio.play(Sound.HELLO)
まとめ
micro:bit V2のmicrobitモジュールのaudio、Soundについて記載しました。
※audioはモジュールaudioモジュールもあるので import audioでも使えます。