塩の無駄使いだ

今年は実家の庭に枝豆の種を撒いてみました。６月上旬くらいだったと思います。
「丹波の黒豆」。たしかホームセンタのコメリで買って来たような気がします。間違いなく「黒豆」です。丹波と書いてあったかは記憶が不確かです。

国道7号沿線で生活していたころに作った「湯上り娘」と全く違った生え方でした。
何故か茎が非常に太いのです。こんなものかと捨て置いたらワサワサと茂って来ました。ちょっと気味悪いくらいに。
葉っぱを虫が喰ってました。どうもカメムシっぽいです。そんな臭いがしました。

夏場に水を少しあげたくらいです。ほったらかしで成長しました。やっぱりなかなか実が入らないです。スーパーでも枝豆を見かけなくなりました。９月末？くらいだったと思います。
一応、実は入っているけれど、こんなものかと１/３ほど収穫して見ました。湯がいて食べてみました。実が入って無く、美味しくも無く。

どうも収穫時期がもっと遅いようです。しかし、収穫が面倒で延び延びになりました。ちょっと黄色っぽくなって・・・もうダメっぽいと思いました。どうせゴミ出しをしないとイケないと。やっと収穫したのが10月末です。

見た感じからしてマズそうです。しかし実はかなり入ってます。さやの色は緑を通り越してやや黄ばみだしてます。
無農薬です。黒豆で高級品です。水洗いを十分して湯がくことにしました。ビールも飲む予定です。

嫁さんが黄ばんだ枝豆を見て、「そのまま乾燥したら黒豆になって使えたかも知れない」と言いました。
さらに、塩を入れて湯がき出した私に「塩の無駄使いだ」と言い放ちました。

「見とれ！食べたら美味しいかも知れないだろ」と思いました。湯がいてざるに上げました。黄ばみがあったので硬いかも知れないと思いました。かなり長めの時間、茹でました。ちょっと湯がき過ぎたようです。

やはり見栄えはいまいちです。食べてみました。うむ。それなりに美味しいです。豆の薄皮はちょっと黒っぽいです。
ビールも飲みました。けっこう美味しいです。

嫁さんはやや首をかしげながら数鞘を食べました。なんと、ノーコメント。きっと美味しかったのでしょう。
私は、ちょっと酔いながら美味しくパクパク大量に食べました。