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介護離職への道(34)決済まで

決済まで

中古物件の購入の流れは、以下のような感じになります。買付証明→価格交渉→(売渡承諾書)→重要事項説明→売買契約(手付金)→決済引き渡しと言った流れです。

買付証明を発行して、少し値引きをお願いしました。上乗せした売価表示は性に合わないと売主が言ってたようです。その売主は、時々隣で庭に水撒きをしています。あまり値引きは出来ない旨を不動産屋から聞いていました。ほんと気持ち程度値引きしてもらいました。本当に端数の数万円だけです。雀の涙程度です。最近は国土交通省のサイトで土地の売値が概ね分かります。そこで比較するとやや坪単価は高めでした。たぶん土地の値段を上げ、建物を下げているのでしょう。消費税の関係だと思います。仲介業者の入れ知恵じゃないかと思いましたが、文句を言っても無駄なので言いませんでした。

嫁さんと二人で売買契約に行きました。手付金の100万円を持って。遠方で面倒なのですが、嫁さんは久々の飛行機で少しテンションが高い感じでした。何故かしら売主さんは3人、父親と娘夫婦。権利関係が複数人で登記しているようです。引越した後で理由が何となくわかりました。遺産の関係で複雑にしていたようです。詳しくは分かりません。
仲介業者が重要事項証明やらを説明してました。説明と言うよりただ読み合わせするだけです。特に何か言うこともなく終わりました。

売主さんが非常に性格が明るく気さくな人だったので良かったです。嫁さんも安心したようでした。何か物件の問題を隠すような人では無さそうです。かなり安心して契約することができました。決済は3ケ月後になりました。現金100万円は娘夫婦が持って帰りました。

帰りの搭乗まで時間があるので散策して買い物をしました。嫁さんの楽しみはこれだったようです。いろいろ買って喜んいました。疲れました。帰りの機内では二人とも爆睡していました。次はわが家の売却を考えなければと思いました。

どう転んでも「わが家の売却」が3ケ月で終わるはずも無いし、退職時期もまだ決めていませんでした。
しかし、あっと言う間に3か月が過ぎてしまい決済することになりました。結局、中古物件を先に買って、いつでも引越しができる体制だけ整える形になってしまいました。もう後戻りはできない状態になりました。

決済、引渡日の翌日に叔母さんに車で送ってもらい、購入した中古物件の中を確認しました。本当に移住するまで中に入ったのは、内覧とこの一度だけでした。実際の入居は約半年先となりました。そのため空き家状態になってしまいました。3カ月?以内に住民票を移動すれば何かの税金が不要だったのですが無理でした。税金に関してはいろいろ損ばかりしてます。後の話ですが「わが家の売却」が非常に順調に進んだので、空き家の期間は半年程度で済みました。非常に幸運だったと思います。実際、「わが家の売却」が決まるまでは退職時期も何も決められずかなりのストレスでした。

追記
決済が終わってすぐに火災保険の見積もりをお願いしました。親父が亡くなった後に実家の火災保険の名義を婆さん(母親)に変更した際の担当者に電話しました。しばらく、空き家になるのであれば、家財無しで契約して入居後に保険内容を見直せば良いとの提案でした。そんな話をメールで送ってもらいながら約1ケ月後に保険の契約しました。

※メモ
中古住宅と言っても高い買い物です。慎重に考えたいところです。銀行ローンなら銀行が準備してくれます。ローン無しなら購入後に忘れず火災保険を。