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片辺草紙(04)本が嫌い

ずっと・・だったこと

小学生から本を読むことがずっと嫌いでした。
もう50年以上前です。
中・高校生の頃は参考書を読む方がましでした。
宿題の感想文を書くために本を読むのが嫌でした。
唯一、覚えているのは、星新一の『ボッコちゃん』
タイトルしか覚えてません。
できるだけ楽に感想文の宿題をやりたかったのです。
そのため短編を選んだのです。
確か、親父が星新一を読んだら面白いと、渡されたような気もします。
「面白かった」という記憶は全くないです。

大学生の頃・・今回の帰省は、休みが長くて暇だと思ってました。
止む無く、「司馬遼太郎」を読みました。
あの「竜馬が行く」です。親父の本棚にありました。
初めて小説本を読んだような気がします。
何故か日本史は昔から好きなのでハマった感じです。
どこまでが史実か分かりませんが。
それ以来、司馬遼太郎は大半、読みました。完全に偏って歴史小説だけです。
推理小説やら、恋愛小説、文学・・など読んだことがないです。

亡くなった親父が残した大量の書籍を処分しないといけないです。
処分するその前に面白そうなモノだけ読もうと思ってます。
もう60才過ぎましたが、推理小説を初めて読む日も近いと思います。
「小さい頃に嫌いでもちょっとしたきっかけで変わる」ものもあるようです。