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マイクロビット(c_01)LM61 用モジュール

LM61 c_lm61_00.py

LM61は単一電源で動作する高精度温度センサICです。測定温度は-30℃~100℃の範囲です。
※詳細はLM61のデータシートを参照ください。

LM61で使う自作の’c_lm61_00.pyを作成しました。(※記事e_05を元にクラスにしました。)
‘c_lm61_00.py’は末尾にあります。使い方だけを記載します。

使い方

ファイル転送
micro:bitへ’c_lm61_00.py’を送った後でimportして使います。micro:bitに直接ファイルをアップロード出来ない場合(Thonny 3.1.12など)は、microfsなどを使ってアップロードします。
※microfsについては、当サイト内のこちらを参照ください。
※c_lm61_00.pyの末尾に、使用例(c_lm61_ex.py)の## example以降をコピペで追加しても動作確認できます。

メソッド
‘c_lm61_00’をimportすると「r_lm61」のメソッドが使えるようになります。
LM61(pins=pin0,vref=3300)で初期化します。
pinsはLM61のVoutと接続するmicro:bitのピンです。デフォルトはpin0です。
vrefは基準電圧です。デフォルトは3300(3.3V)です。
(01)r_lm61()
温度を返します。

使用例

micro:bitのアナログ入力pin1、電源3300mVでLM61で温度を測定


c_lm61_ex.py
from microbit import *
from c_lm61_00 import LM61

## example ------------------
# LM61 2.7V, SOT-23 or TO-92 Temperature Sensor
a=LM61(pin1,3300)     # instance
t=a.r_lm61()
print('LM61 TEMP %06.2f_℃ ' % t)

実行結果


>>> %Run c_lm61_ex.py
LM61 TEMP 028.59_℃ 
>>>

モジュール


c_lm61_00.py
from microbit import *
# LM61 2.7V, SOT-23 or TO-92 Temperature Sensor
class LM61:
    # pins analog inputpin  vref microbit 3.3V
    def __init__(self, pins=pin0,vref=3300):
        self.pins=pins
        self.vref=vref
        self.pins.set_pull(self.pins.NO_PULL)
    def r_lm61(self):
        vout=self.pins.read_analog()
        vout=vout*self.vref/1024
        temp=(vout-600)/10
        return temp