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嫁のひと言 第36言 通りがよくなった

通りがよくなった

東北から四国に来て嫁さんの日常生活、食生活も変わりました。
初めて四国に来たときには日光湿疹になりました。東北に戻って皮膚科で薬をもらってました。こちらに来て数年経ちました。皮膚科の先生は何年かすれば少しは緩和されると言ってたように聞きましたが、相変わらず顔が痒いそうです。
先日は、日光アレルギー?の飲み薬をもらってました。塗り薬は顔の皮膚が傷むそうです。東北の病院でもらっていた飲み薬をどう言って出してもらうか、言い方を悩んでいたようです。「気さくな先生だから、普通に下さいって言ったらくれる」と言っても気にしてました。
先生は、塗り薬を出そうとしたそうです。男じゃないので顔に塗ると皮膚が傷むと言ったら、思い出したようにすんなり飲み薬を出してくれたようです。診察室から出てきた時にやや肩透かしを喰らったと言う顔をしてました。気にし過ぎです。

何故、私が一緒に行っていたかと言うと「爪水虫」です。「爪水虫」は親父の遺産です。親父から移ったのです。東北での先生は飲み薬を勧めてました。爪なのに飲み薬で治すって妙な感じです。よく聞くと副作用で肝臓が傷む場合があるそうです。そのため拒否して塗薬を使ってました。その後、睡眠薬が混ざった水虫の薬で数人の死者が出たそうです。詳しくは知りません。飲み薬を拒否しておいて良かったと思いました。水虫の飲む薬で死んだんじゃ悲惨過ぎます。

話が反れました。四国に来てから嫁さんは食えなかった魚の刺身もわずかに食べるようになりました。お気に入りになった刺身は「ヨコ、ヨコワ」マグロの幼魚です。これはスーパーにあると好んで買うことがあります。刺身が食えないのに「くら寿司」が好きで食べに行きます。ほとんどホタテ、えびアボガド、えび天寿司、牛カルビ・・を食べてます。時には顔にブツブツが出ますが懲りずにくら寿司に行きます。
野菜類は東北よりかなり安いそうです。時期によると思いますが、大好きなトマト、スナップエンドウが安いそうです。喜んでいます。

さらに話は変わります。お互い、段々と遠慮がなくなって来ています。嫁さんが大の字で寝るのは仕方ないです。昔からです。寝ながらのおならも仕方ないです。お互い様です。

先日、「鼻くそが奥のところで蓋になっている。息苦しい」と言ってほじってました。その後は「通りがよくなってスッとした」って大笑いしながら、こっちを向いて言いました。

若いころは、そんなことを目の前ではしなかったのに・・ついに鼻くそまでほじるようになって来ました。
まあ、くしゃみをして鼻水を口元まで垂らすのを見せられるよりは良いかと思いました。

そう思いながら、自分に照らし合わすと・・自分もほじっているなと思いました。やっぱりお互い様ってことのようです。