介護離職への道(49)遺品整理 切手
遺品整理 切手 ヤフオク再開
親父は血液型がB型で新しい物好きでした。
生まれは昭和一桁ですがパソコンもやってました。2000年だったか?当時は高くて自分で購入するのを躊躇してました。DELLが通販で大きくなり、日本ではソーテックが躍進してました。通信はISDN?時代でベラ高い通信費でした。親父がパソコンを買うと言い出しました。「お前は理系なんだから、時代に遅れないようにお前も買え!」そんな感じのことを言われました。
大学時代に8bitのパソコン30万円くらい?で買ってもらったことを思い出しました。データ保存はカセットテープでした。テレビは買ってくれませんでしたが。理系なのだから勉強しろと買ってくれました。日経パソコンが創刊された頃だったと思います。何故か実家から下宿に送って来てました。
親父はさらにパソコンに続いてデジカメ、プリンターなどいろいろ買っていました。親父が亡くなって押入れなどを見るといろんな物が出てきました。古いデジカメ、昭和の切手、古銭・・・。
親父が亡くなった頃、昔の商店街のはずれに「遺産整理します。ヤフオク代行します」的なことを書いてあったお店を思い出しました。手数料が20%?だったような。高いなと思っていました。現在は潰れたのか?もうお店はありません。
遺産整理と言うと大げさです。それでもこれらを処分して行くしかないです。
特に困ったなと思ったのは、切手、古銭です。その中でも一番に面倒だと思ったのは「切手」です。日本の切手や外国切手、初日カバーなどです。後の話ですが「初日カバー」「FDC」の用語も初めて知りました。
特に価値がわからない外国切手、試しに業者さんに聞いてみました。たまたま聞いた業者さんの値が以下です。
初日カバー(FDC)~8円/枚、マキシマムカード~5円/枚、外国切手未使用 3~5円 /枚、使用済 0.2円/枚
日本切手 10面~シート 単50円未満は額面の75~80%、単50円以上は額面の80~85%
日本切手 バラ 単50円未満は額面の50~63%、単50円以上は額面の60~70%
当時に買った値段と比べると悲惨なくらい低い買取額だと思いました。FDC、外国切手なんかは十分の一以下じゃないだろかと思いました。
使用済みの外国切手が袋詰めであったので試しに売って見ました。未使用は少ないですが混ぜてみました。厳しい買取額でした。査定合計金額【1,517円】ざっと未使用切手220枚で900円、使用済み切手2600枚で500円でした。ほとんど捨てているような感じです。
日本切手は額面がハッキリしているので、まだ売りやすい気がしました。昭和の古物で価値が有る切手が少しはあるだろうから、平均的に額面くらいで売りたいと思いました。
やってみて、あとでわかることです。
手間は掛かるが、ヤフオクで地道に売れば、先の外国切手は10倍以上の価格でさばけたと思います。
面倒で時間が掛かりますが、メルカリ、ラクマ、ヤフオクで売ることを考えました。
いろいろ調べてみると、
ラクマは外国切手でも使用済み切手しかダメっぽい。
メルカリは外国切手なら未使用切手の出品可能だが、日本の未使用切手は不可らしい。有価証券?
ヤフオクは特に切手に関して制限なく出品できそうです。オークション形式だからでしょうか?
なので、未使用の日本切手はヤフオクしか出品できません。したがって切手の売却はヤフオクが主力としました。
20年以上前に一度だけヤフオクをやったことがあります。
確かソニーのPDA、クリエが気に入らず他社を買い直しました。MEMORY STICKが汎用性が無くて、気にいらなかったと記憶してます。
高かったので少し回収したいと思い、始めてヤフオクで処理しました。すぐに売れました。そんなことを思い出しました。
びっくりしたことにその評価が残っていました。SONY CLIE PEG-NX73V MEMORY (終了日時2004年7月*日)(評価日時2004年8月*日)。そんなのでヤフオクは、手続きもすんなりと再開することができました。
次に切手を調べるのに非常に難儀しました。
日本の切手でも調査するのがなかなか大変です。外国切手はさらに大変です。
国名と年代で調べて行くしかないようです。まあ聞いたことのない国名が多々ありました。特にアフリカ、南アメリカとか分かりません。
英国の植民地もありました。オーストラリア、カナダ、マカオ、いろんな島国・・昔は英国領だったようです?切手にエリザベス女王が載ってたりしました。
関係ないですが、お金が無い国は記念切手を発行して外貨を稼いだようです。日本の浮世絵柄の外国切手がいくつかありました。国連切手もその部類なのでしょう。面白いまでは行きませんがちょっと勉強になりました。
また、外国切手には綺麗な美術・絵画切手がたくさんあります。ゴッホ、シャガール、ピカソ・・・見たような絵画切手もありました。虫眼鏡で見れば、ちょっとした美術館に行った感じです。
ヤフオクで出品して約1年半くらい経ちました。
切手もかなり減って来ました。寂しい感じもします。未使用切手は3/4くらい売れたように思います。まだ、使用済みの外国切手が大量(水羊羹8個くらいの箱)にあるので一段落したら調べながらぼちぼちと出品しようと思います。
ちなみに日本切手は額面もあるし、ヤフオク内の検索で比較できることが多いです。外国切手は調べたサイトでの価格や、ebayでの価格などを参考にしました。親父が昭和60年代くらいに通販で買っていたようなので、残念ながら超高額な切手は無さそうでした。
最後に切手を調べるのに、非常に助かったサイトを紹介しておきます。
日本切手
日本郵便趣味協会(親父はここから通販で買っていた?)「http://www.yuubinsyumi.com/」
外国切手
Freestampcatalogue(切手カタログ)「https://www.freestampcatalogue.com/」
Colnect (切手、コイン、カード・・・) https://colnect.com/en」
※メモ
切手の売却・・時間があればゆっくり調べながらヤフオクで出品するのも良いと思います。お小遣いにもなります。綺麗な切手もたくさんあります。ちょっとした美術鑑賞にもなると思います。