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第59回 初心者がワードプレスの独学を続ける。コアサーバーでPHPを更新

コアサーバーでPHPを更新

最近、やっとWordPress 5.7.2 に更新しました。特に問題無さそうなのでPHPも更新したいと思いました。

結果から書くと、サイトヘルスは「良好」表示になりましたが、「1つ以上の推奨モジュールが存在しません・・・警告 オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています。」が残りました。特に動作に問題なさそうなので、セキュリティを優先してPHP 7.4に更新して、先の警告は放置する事にしました。

コアサーバー

レンタルサーバーはコアサーバーを使っています。昨年に初めてレンタルサーバを契約しました。プランは一番安い「CORE-Mini」です。(現在のV1プランのCORE-Miniです)確か、その時からずっとワードプレスのダッシュボードで「PHPの更新を推奨」が表示されていたように思います。CORE-MiniではPHP 7.1が標準でした。(下図ではPHP 7.1.33)

チャットサポートで「PHPの更新を推奨」の表示がされているので更新した方が良いですか?と聞いたように思います。問題無ければそのまま使っても良さそうな返答だったように思います。素人なので上手く聞けなかったのかも知れません。

PHPの更新を推奨

ワードプレス、テーマの更新時に不具合が生じないかの確認をするため、バックアップ的にローカルサイトをパソコン(ローカル)にLocal(前 Local-by-flywheel)で構築しています。

Localで構築しているローカルサイトのPHPは7.3.5で普通に動いています。そのため、PHPは7.3.5は問題無さそうです。ちなみにこの状態のローカルサイトでは先の「PHPの更新を推奨」は表示されていません。

ローカルサイトの状態

また、ダッシュボードではサイトヘルスの状態は良好になっています。少なくてもPHP 7.1から7.3にすれば「PHPの更新を推奨」は消えると予想されます。

サイトヘルスステータス

試しにローカルで7.4.1に変更して見ました。ログイン、テーマ、プラグインなど問題無く動いているようです。問題無さそうに思います。

ローカルでPHP更新

また、プラグインPHP Compatibility Checkerを使用して、現在インストールしているプラグインとテーマのPHP バージョンとの兌換性のチェックが出来ます。

PHP Checker

しかし、PHP 7.3 までのようで PHP 7.4にはまだ対応して無いようです。

PHP Checker条件

一応、先のLocal ver5.x で確かめました。かなり時間が掛かりました。小一時間くらいでした。

テスト中

全て「兌換性あり」が表示され、特に問題はありませんでした。

テスト結果

これで、少なくても PHP 7.3まで更新しても問題無さそうに思いました。コアサーバの本サイトでPHPを更新することにしました。

コアサーバーでPHPを更新

PHPを更新前にバックアップした方が良いと思います。コアサーバーでPHPを更新するのは至極簡単です。コントロールパネルからサイト設定を選択して更新したいサイト名のスパナアイコン(設定変更)をクリックします。

コアサーバーサイト設定

設定変更画面が表示されます。PHPのバージョンを選択するだけです。これだけで更新できるようです。

PHP更新

php73に変更されました。

PHP更新確認

ダッシュボードを確認すると、「PHPの更新を推奨」の表示は無くなりました。サイトヘルスステータスは「良好」になりました。

サイトヘルス良好

ここで、サイトヘルス画面上の4項目を確認して見ました。今までローカルでは見過ごしていたことに気づきました。

サイトヘルス画面

PHP 7.4を推奨しているので、「古いバージョン PHP(7.3.27) を実行しています」の表示は仕方ないとして、気になるのは「1つ以上の推奨モジュールが存在しません」です。右端の⇓で展開してみると下図のように「オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています」が表示されています。

モジュールが存在しません

ちなみにコアサーバーでPHP 7.4に更新すると
「古いバージョン PHP(7.3.27) を実行しています」の表示は消えますが、「オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています」は残ったままでした。このまま放置で良いのかどうか素人なのでよくわかりません。

ローカル側で再確認

迂闊にも、サイトヘルスの画面はコアサーバの本サイトで初めて見ました。Localで作成したローカルサイト(パソコン)ではPHPは7.3.5でした。使用していて特に支障はありませんでした。

もう一度、ローカルサイトのサイトヘルスの画面を確認して見ました。下図のように表示されました。

ローカルサイトのサイトヘルス画面

「imagick」だけでなく「fileinfo」もインストールされていないか、無効化されているようです。

Localで環境を「php 7.4.1」に更新して見ました。その場合「古いバージョン PHP(7.3.27) を実行しています」と「オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています」は消えましたが、「オプションのモジュール fileinfo がインストールされていないか、無効化されています」は残ったままでした。ログイン、テーマ、プラグインに支障もなさそうでした。

ローカルサイトで環境がPHP 7.3.5 では「imagick」「fileinfo」が無くても支障なく動作していたのでphp 7.4.1でも支障が無さそうに思います。

結局、Local (Local by flywheel)を使ったローカルサイトで支障が無いので、本サイト(コアサーバ)で「imagick」が無くても支障が無いように思います。そのため本サイト(コアサーバ)を php 7.4に更新しても大丈夫だと思いました。あくまで私が使っているテーマ、プラグイン等の場合です。Local (Local by flywheel)を使ったローカルサイトで実動作を確認しておけば安心かと思います。

問い合わせ

素人なのでよくわからないのでコアサーバで問い合わせてみました。問い合わせた文面の抜粋です。

コアサーバーで問い合わせ

翌日には回答をいただきました。

コアサーバー回答

素人なのでよくわかりませんが「imagick」のインストールの有無はサーバー側の話のようです。何か対応していない理由があるのでしょう。

結論

セキュリティを重視してPHPを更新するか?
結局、私の場合は、Local (Local by flywheel)を使ったローカルサイトで実動作に問題無いことを確認しているので、「オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています」の表示は放置することにしました。本サイトはセキュリティを重視してコアサーバのコントロールパネルからphp 7.4に更新することにしました。

まとめ

コアサーバーの場合、「imagick」は標準のphp 7.1だけ使えるようです。
phpを更新する場合は、Local (Local by flywheel)を使ったローカルサイトでテーマ、プラグイン等の動作を確認して見ると良いと思います。