嫁のひと言 第28言 ミッキーボン
ミッキーボン
今住んでるところでは女の人は農道のカン拾い?掃除?があります。
男の人は草刈りです。電動です。私はそんなものは持ってないので行きません。カン拾いは3,000円くれるそうです。昨年、嫁さんは隣のおばさんと一緒に行って来ました。半分は世間話だそうです。ゆっくり歩きながらゴミを拾って行くそうです。
このへんの家の生垣、たぶんマキの生垣かと思います。私は商店街育ちであまり見たことが無いです。商店街には生垣が無いです。確かに、そう言われると妙に四角いです。東北ではあまり見かけなかったような気もします。嫁さんがおばさん連中に、なんであんな形に刈っているのか聞いたそうです。嫁さん、曰く、「なんで角刈りなの」と聞いたそうです。「角刈り」がおばさん連中に受けたそうで喜んでました。
おばさん連中も気軽に話せるようになって、旦那さんは何やってるか聞かれたそうです。嫁さん曰く「無職で無収入。そのうえ引きこもり。うちはこの辺で一番、貧乏だ。ガハハハッつ」とやったそうです。私は思いました。言わぬが肝心なのに。ほんとに引きこもるぞっと。
私が無収入になったので、嫁さんに家計を節約して貰っています。
嫁さんはメルカリで小遣いを稼いでいるようです。どこから出て来るのか?いろんなものを売ってます。断捨離とか言ってます。いつ買ったのか分からないものが結構あります。
あまり聞くとヤバイことになるので、できるだけ聞きません。
東北の震災後にはCDラジカセ、ラジオ、石油ストーブ、携帯トイレ、給水バック、非難用のリュック、防災セット・・知らぬ間にいろいろ買ってました。オール電化だったので石油ストーブを念のため買ったようです。
日本海側だったので太平洋側に比べ被害はほとんど無かったのですが、確かに震災時は停電で困りました。蓄熱暖房も直ぐに冷えたし、トイレの水も流れず。オール電化の弱点が露呈しました。押入れに眠っていたカセットコンロが非常に役立ちました。
そんな感じでいろんなものがストックされてます。CDラジカセ、ラジオはメルカリ行きになったと思います。石油ストーブは一度も使ったことのないまま、現在も押入れにあります。
先日、妙なストラップ?キーホルダ?を見ました。天才バカボンのお父さんが奇妙な格好してました。やや気持ち悪い感じでした。嫁さんに聞くと「ミッキーボン」だそうです。天才バカボン+ミッキーマウスらしいです。けっこう人気があるそうです。どうもメルカリで買ったようです。飽きたようで売りに出すそうです。こんな馬鹿げたもんを買うなと、言いたいところですが我慢です。
なるほど、すんなり数日で買い手が見つかったようです。メルカリはだいたい送料は売主持ちです。いい値で売れても送料を引くと損した感じです。想定外だったのでしょう。嫁さんが「定形外、規格外ですな~あ。200円かっ」としみじみと、うな垂れて言ってました。規格内なら120円だけど規格外だと200円です。想定外に80円高い送料になったようです。たぶん赤字です。聞くに聞けません。「ミッキーボン」そもそも無駄な買い物です。言えませんけど。