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第43回 初心者がワードプレスの独学を始める。 Google Adsenseの申請前に確認を

Google Adsenseの申請で失敗した原因

Google Adsenseの申請に2回不承認、不合格でした。2回とも「 サイトの停止または利用不可」との通達でした。3回目に無事に通過できました。後から考えても私のような初心者レベルなら仕方が無いかと思いました。
結果から書きます。アドセンスの申請前の確認項目です。
①サイトマップをブラウザで直に確認「http://自サイト/sitemap.xml」「http://自サイト/wp-sitemap.xml」
②独自ドメインによる表示状態(https://、http://、www有り無し)
この2点を事前にチェックして申請していれば「 サイトの停止または利用不可」で不承認にならず一発で通過できたと思います。

サイトマップの確認

不合格の理由が「複数のポリシー違反が確認された」に続いて「 サイトの停止または利用不可」とのことでした。「ポリシー違反」ってなんでだろう?「サイトが停止、利用不可」とはなんだろう?
いろいろ調べてみました。「サイトが停止、利用不可」なのに「ポリシー違反」とは文章的に違和感があります。単純に検索エンジンが見えていないならポリシー違反の有無が分かるのも変だと思いました。同じような記載をしているサイトもありました。

私の場合、Google Adsenseを初めて申請時した時の状態は、Site kitをインストールして既に「Search Console」は導入されていました。不合格のメールが届いた時に「Search Console」を見ると何かのデータは表示していました。URL検査では「URLはGoogleに登録されています」と正常でした。良く分からない状態でした。

いろいろ調べると「サイトマップを送信する必要がある」との記載を見つけました。そのため、Google XML Sitemapsプラグインを使用して「sitemap.xml」を生成していました。生成されていると思ってただけでした。

審査が不合格になった後に、直にブラウザで「sitemap.xml」を確認すると以下の図のようにエラーが出ていました。「XML パースエラー: 実体の初めに XML またはテキスト宣言がありません」と表示されていました。事前に直接ブラウザで「sitemap.xml」を確認しなかったミスでした。

記事などの表示等の動作で異常が無かったので分かりませんでした。何が原因かいろいろ調べて見ました。挙句の果てに辿りついた原因は子テーマ用に自作した「function.php」にありました。自作の部分を消すと正常に「sitemap.xml」が生成されました。たった一つの空白行が原因でした。
sitemap.xmlエラー
以下は「wp-sitemap.xml」「sitemap.xml」の確認について記載します。

wp-sitemap.xml

WordPress 5.5のバージョンからはwp-sitemap.xml が搭載されたようです。ブラウザで直に「http://自サイト/wp-sitemap.xml」を表示させます。以下のような「XLM サイトマップ」が表示されれば正常だと思います。

wp-sitemap.xml

もし「ページが見つかりません」が表示された場合、ワードプレスのダッシュボード左から「設定>表示設定」を開いて「検索エンジンでの表示」を確認します。チェックされていると「wp-sitemap.xml 」は生成されないようです。
検索エンジンがサイトをインデックスしない

sitemap.xml

次に、Google XML Sitemapsプラグインを使用している場合です。直に「sitemap.xml」を確認します。ブラウザで直に「http://自サイト/sitemap.xml」を表示させます。以下のような「XLM Sitemap Index」が表示されれば正常だと思います。

XLM Sitemap Index

Google XML Sitemapsを使用していると「http://自サイト/wp-sitemap.xml」は404ページエラーになるようです。そのため「wp-sitemap.xml」を生成しないコード等を追加するそうです。(私の場合は「sitemap.xml」へリダイレクトする方法を選択しました。)

独自ドメインの表示状態

はじめは意味が良く分かりませんでした。独自ドメインで表示されること?
私はコアサーバーでワードプレスをwww付きで自動インストールしました。また無料のSSL化をしていました。結果「https://www.route55go.com」となります。

ブラウザで「route55go.com」を入力してもアドレスバーは「https://www.route55go.com」で表示されます。転送と言うのでしょうか?素人なので良く分かってません。これが正常に表示されれば大丈夫だと思っていました。

さらに調べて見ると「http://route55go.com」「http://www.route55go.com」は同様に「https://www.route55go.com」へ遷移して表示されました。

しかし、「https://route55go.com」は以下のように異常になりました。これでアドセンスの審査が「 サイトの停止または利用不可」で通過しない原因が明確になったと思いました。

https://route55go.comのNG

「https://route55go.com」でも「https://www.route55go.com」が表示されるように修正する必要がある、との結論になりました。(私の対処法は別途、記載予定です)

以上の経験からアドセンスの申請前に
独自ドメイン、
http://独自ドメイン、http://www.独自ドメイン
https://独自ドメイン、https://www.独自ドメイン(SSL化されていれば)
の「5つ(非SSLなら3つ)を入力しても一つのアドレスで表示されること」を確認した方が良いと思います。

審査結果

以上2点を確認後に3回目のアドセンス申請を行いました。2日後の通知結果は「広告を表示して収益化を始める準備ができた」との内容のメールでした。やっと通過、合格しました。メガネをかけた黒人の女性が載ってると思ってましたが文字だけのメール通知でした。

まとめ

「 サイトの停止または利用不可」が原因でアドセンス申請が不通過の場合
①サイトマップをブラウザで直に確認
②独自ドメインの各表示状態をブラウザで直に確認
を行った後、アドセンスの申請、及びSearch Consoleからのサイトマップの送信を行った方が良いと思います。