稼働中

介護離職への道(23)地銀、郵貯 相続依頼書

相続依頼書

郵便局
朝 9:00~実家に来ました。
こちらから連絡はしてないのに、新聞を見て郵貯の渉外担当者が来ました。なんと親父が亡くなって4日後です。訪問の名目は、母親の簡易保険の受取人変更と相続手続きの件で来たとのことでした。2名です。
職員2名で相互確認ができるため母親の代筆は私で可能でした。さらに、相続手続きのあらましと年金受取の話がありました。

相続依頼書類の請求書を言われるままに記載しました。相続依頼の書面が届くのに時間が掛かるとのことでした。
話が年金に移りました。遺族年金の手続きは電話予約がたぶん必要だと教えてくれました。また、16日没だったので親父の年金の1ケ月分が浮いている形になっているそうです。15日が〆日らしいので1日長生きしたおかげで1ケ月分の年金が受給できるそうです。それを郵便局に入れて欲しいとのことでした。母親の年金振込先を信金から郵貯に変えると信金口座から引き落としがあるので無理だと回答しました。

いろんな情報提供と、こうして自宅まで来てくれているので、親父の1ケ月分だけならと了承しました。遺族年金手続きの時に年金事務所へ持って行ってもらえればいいというので、その口座振替を記載しました。やや不思議ではありますが郵便局は、新聞の死亡欄に載れば無連絡でもこうして自宅まで来てくれるのでしょうか?非常に助かります。

そうならば、最後に頼れるのは郵便局かも知れないと思いました。しかし、実際に相続手続きが終わって親父の預貯金が振込されたのは郵貯が一番、遅かったです。本部まで行って書類審査などで時間が掛かるようです。スタートは早かったのですが処理が終わるまでの時間は一番長く掛かりました。

必要書類
市役所から除票の登録ができた旨、連絡が入りました。以下の証明書を受取りに行きました。
〇遺族年金の手続きに必要な書類
戸籍謄本、住民票(母親)、除票(親父)、所得証明(母親)

〇信金(銀行、郵貯)での相続依頼書の手続きに必要な書類
全部戸籍謄本、印鑑証明(母親)は登録~証明書発行

印鑑証明は時間がもったいないので母親を市役所まで連れて行くことにしました。市役所内は車椅子に乗せて移動です。昨日、各種書面の申請請求書は代筆が可とのことでした。途中まで書いたが、除票がまだ出来ていないとのことで今日に延びただけにも拘わらず、印鑑証明を即日発行させるために母親を連れて行ったら、本人が来ているならば本人が書かないとダメ、直筆だと言い出しました。さすがにムッと来ました。昨日は代筆可と言っていた女職員の窓口へ行って、昨日は代筆可と言いましたよねと、文句を言いました。バツが悪そうな顔をしてました。代筆可で処理できました。市役所に行くと本当に嫌な気分になることがあります。マニュアルから外れるとできる事でもやりたがらないのでしょう。

だいたい各種証明書などをいちいち住所、氏名・・・を書いて窓口へ行くこと自体無駄でややこしいのに。それこそマイナンバーカードの提示だけで処理を出来れば良いのに。当時、マイナンバーカードでは何も出来ない全く価値のないカードだと思いました。最近、やっとマイナンバーカード、電子化とか言い出していますが。普及しないので運転免許書を引っ付けるようです。

信用金庫、第一地銀
親父の全部戸籍謄本、出生から死亡までの戸籍謄本。昔の漢字、昔の数字、手書きの字で読めません。ほとんど読めません。地銀の担当者の話を聞くと、どうも19才で転籍、現在の本籍になっているらしい。確か空襲が酷くなり疎開で現市町に戻って来たと聞いたことがありました。親父はこの地元の高校(旧制中学?)を卒業し、大学へ行ったので、実際にはもっと若い頃に現市町にいたはずなのだが。戦時中のごたごたで祖父が手続きを遅延してしまったのだろうと思いました。

戸籍謄本の抜けがあるためNG。19才が微妙な年齢らしく。他に相続人がいる可能性があると言うことらしい。要するに19才なら他に子がいてもおかしくないと。さらに、預金が10万円くらいなら良いが、100万円超えでダメだと言われました。世の中の「信用」の値段は境界線は10~100万円ようです。

相続依頼書を作成するには、戸籍謄本の抜けの自治体から取り寄せが必要としか言いません。ここの女行員もマニュアル通りの同じ話を繰り返します。これはここで何を言っても無駄、時間の無駄だと思いました。他の人に代わると言うので待ちました。

待たされる時間の合間に年金事務所に遺族年金の件を確認しました。必要な書類に抜けはありませんでした。しかし、市役所で聞いた内容とかなり違いました。市役所の職員は郵送でも処理が可能のような話でしたが、郵便局の渉外の人が言ったように予約が必要でした。しかも母親(本人)が行かないとダメでした。この先、独居になった車も乗れない高齢者はどうするのだろう。手続きすら無理じゃないかと思いました。しかし、市役所の年金担当者のいい加減さにも呆れました。

なかなか待ってもなかなか出て来ません。時間が無駄なので、第二地銀へ行くために引き上げました。戸籍謄本の請求は自治体のサイトを自分で調べて取り寄せろと言うことでした。家にインターネット環境が無い場合どうするのでしょう?電話番号も分からないのに。第一地銀は非常に不親切でした。今後もしこの第一地銀を使うことがあれば、100万円以下しか預けないようにしようと思いました。あくまで個人的な考えです。

※メモ
相続依頼書も面倒です。預金口座のある銀行を全部を回らないといけません。やっぱり後の事を考えると2行くらいに集約した方が良いかも知れません。郵貯が?の状態では身近な信用金庫が良いのか?。郵貯は田舎でも身近にあるので遺産相続の手続きサービスに力を入れてくれると助かるのに、と思ってしまいます。マイナンバーカードだけで手続き完了になる日は来るだろうか?