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介護離職への道(14)欠航

欠航

全く参考になる話では無いのですが、記憶に残っているので記載します。
戻る予定の日、悪天候で飛行機が欠航になってしまいました。まだ運が良かったのは搭乗直前に止められたことでした。羽田から先が早々と欠航が決まったためでした。欠航は初めての経験です。
羽田で立ち往生するのは嫌なのでキャンセルしました。翌日も天候が怪しいです。東京から先が欠航なら新幹線で帰れるように朝一番の飛行機を予約してもらいました。
この日は弟が休みでした。結果的にもう一日、ゆっくり話す時間が増えて良かったのかも知れません。帰ったはずの息子が、戻って来ても、両親の反応は何ら無かったです。非常に空しい感じがしました。来年はどうなるのか?

翌日は弟の出勤に合わせて早朝に空港まで送ってもらいました。
予想はしていましたが、羽田に着陸した時点で目的地へは欠航が判明しました。東京は快晴なのにです。その先は暴風雪、妙な感じです。想定内でしたが気持ちは落ちました。

新幹線の座席指定を採るには4時間後しかありませんでした。さすがに立って帰るのは辛いです。止む無く東京駅で4時間を潰すことにしました。丸の内側の駅舎が綺麗になってるとテレビで見ていたので行ってみました。学生時代に少し馴染みがある場所で懐かしかったです。どうにか時間を潰し、新幹線で帰り、自宅には19時半くらいにようやく到着しました。約12時間かかりました。どっと疲れてその夜は良く眠ったと思います。

少し先の未来から見みれば、それなりに元気な親父を見た最後の帰省、年末となりました。
やや怖い顔付きをしていた親父。証券会社の人の前で「ひつこい、売っていい」と大声で言った親父。皆でお酒を飲む最後の機会になりました。この時点では弟の負担になる排泄の処理を心配していましたが。私の予想をはるかに超えて親父の老化が進んだため、取り越し苦労になりました。こんなに早くなるとは思っていませんでした。

※メモ
今回は特になさそうです。遠方からでは時間、お金、いろんな面で難儀です。