介護離職への道(03)タブレット事件 ドコモショップ
タブレット解約
タブレット事件です。帰省した時にドコモショップ・・一緒に行けば良かったと、未だに悔いが残っています。
前回、請求明細があればいろいろ分かると書きました。
その中で、携帯料金の明細書によくわからないサービス料がありました。
私の携帯と会社が違うドコモなので請求名称が良く分かりませんでした。毎月250円?だったか500円?だったか、何かの付加料金がずっと加算されていました。
携帯料金システムを完全に把握して契約している人は、ほとんどいないと思います。私もその一人です。たぶん携帯を買い替えした時に、サポートか何かのサービスが付加されたのだろうと思います。必要でなければ、数か月後に解約してください的なサービスじゃないかと思います。
実際の問題として年寄りには非常に難しい解約の仕方です。
先ず、サービス内容を覚えてない、数カ月先を覚えてない、明細の項目内容を把握していない。
それ以前に明細など見ていないと思います。悪い言い方をすれば、忘れてくれれば儲かるのです。
親父に「無駄なサービスなので、明細書に丸を入れておくから、一度ドコモショップへ行ってこのサービスを解約したら良い」と、付加サービスの解約をするように言いました。
それが、次の帰省では驚きました。何故か、ガラ携からスマホになっていました。らくらくスマートフォンってやつです。
「しまった、やられた感」がしました。
新しもの好きの親父なので、ドコモショップで勧められるまま買い替えをしてしまったのだと思いました。
さらに4G可能なタブレットまでありました。そんなもの使えるわけがないです。
「ミイラ取りがミイラになってしまった」と後悔しましたが、後の祭りでした。
ドコモショップの店員に「タブレット込みだと割安になる」と言われ、勧められるままに買い替えたのが目に浮かびました。
その結果、毎月の引き落としが2万円を超えていました。
年金暮らしの世帯では大きすぎる出費です。ドコモショップは無茶苦茶な販売をすると思いました。
80才超えた年寄にタブレットまで勧めるとは・・ドコモショップは酷い商売してると思いました。
使いもしない、使えないスマホ、タブレットに毎月2万円は大きすぎるのでドコモショップに解約に行きました。
親父に販売したドコモショップの女店長は、「90才でも十分使っている老人はたくさんいる」と言ってました。
屁理屈としか思えないです。しかも偉そうな物言いでした。
そういう人が全くいないとは言わないけれど・・・・まあ、どういってもお金が帰ってくるわけでも無く、月2万円払うよりましかと諦めて、タブレットは解約しました。非常に腹が立ちました。
スマートフォンも解約して元の携帯に戻してあげたかったが、ここにも2年縛りをされており大損をするので、「らくらくスマートフォン」の解約は諦めました。
どうすることもできない、泣き寝入りだ、と思いました。
しかし、他の年配者が同じように損をしないように総務省の「インターネットによる行政相談受付」に書込みをしました。
数日後に形だけの回答が以下のように返信されてきました。何故か地元の自治体からでした。
「行政相談について(回答)ご相談の件は、お年寄りに配慮したスマートホン、タブレット等の販売方法を導入するべきであるというご要望・ご提言と拝察いたします。ご提言につきましては、電気通信分野を担当している当省**総合通信局に対し、当事務所から連絡いたしました。また、商品やサービスなど、契約内容に関する相談先としては、消費者庁消費者ホットラインがございますので、お知らせいたします。」
メールの受信日が2016.1.5付なので、親父が亡くなるまでの約3年間はスマートホンに変わったせいか、親父は電話することも、受けることも無かったようでした。
きっとスマートホンが使えなかったのでしょう。人と話す機会も激減してしまい、かわいそうなことをしました。
いっそうボケが進んだような気もしました。
私は未だにガラ携ですが、もし近くにいたならスマートホンの使い方を教えてあげられたかも知れない、と思っています。せめて電話を受けるくらいは教えてることが出来たのでは、と思います。
たかが毎月250円?の付加サービスの解約を親父に勧めたことに後悔しています。
スマートフォンも解約して元の携帯に戻してあげれば良かったのかも知れません。そんな嫌な思いが未だに残っています。残ったタブレットはもう古い型式になってますが、未だに棄てれずに私が使ってます。
※メモ
80才を過ぎれば、使い慣れたものは、そのまま大事に使った方が良いかも知れません。
店名を伏せて記載していましたが明記しました。